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【SpecialContentsVol.38】佐大の生涯学習/佐賀大学高大連携プロジェクト

高校生からともに学ぶ佐賀大学 佐賀大学高大連携プロジェクト

佐賀大学の学びの環境をぜひ地域の皆さまにも活用していただきたい。その思いをカタチにしたのが佐賀大学の多彩な生涯学習の取り組みです。今回はそのひとつ、高校生が学ぶ、佐賀大学 継続・育成型高大連携カリキュラム「とびらプロジェクト」をご紹介します。

佐賀大学 継続・育成型高大連携カリキュラム「とびらプロジェクト」

佐賀大学が佐賀県教育委員会と協力して開発・実施している、全国的にも珍しい高大連携力リキュラム。高校3年間と大学4年間をかけて将来の<とびら>を開く「継続・育成型」のプログラムです。対象は佐賀県内の高校生。

現在5つの「とびらプロジェクト」プログラムを運用

佐賀大学の「とびらプロジェクト」が始まったのは平成26年度ですが、その準備は平成24年度から始まっていました。当時の学長や学部長が県内の高校を直接訪問し、じっくりと意見交換を行ってから、プログラムやシステムを構築しました。 まずスタートしたのは、教師を目指す生徒を対象とした「教師へのとびら」。続いて「科学へのとびら」、「医療人へのとびら」、「社会へのとびら」、「アートへのとびら」が順次スタートし、現在では全学部で5つのとびらが実施されています。

▲佐賀県内のさまざまな場所から「教師へとびら」に参加
(写真左)グループワークや発表で一日の取り組みを振り返るリフレクション(写真中央)保健体育分野「フェアプレイを考えよう」の授業

佐賀大学の高大連携カリキュラムの特徴

一般的に行われている単発のイベントや公開授業と違い、佐賀大学高大連携カリキュラム「とびらプロジェクト」参加者は、高校1年生から継続的にカリキュラムに参加し、高校と大学の7年間で進路を見据えていくことが大きな特徴です。参加者は、本学の先生や現役高校教師の講話や、大学での講義を受け、現役大学生と交流し、グループワークやプレゼンテーションといったアクティブラーニングに参加することで、積極的な大学での学びにつなげていきます。大学に入学してから、 または就職してからの「思っていたのと違う」というミスマッチを少なくすることも 期待されている全国的に見ても画期的な取り組みです。

▲教師へのとびら「英語科教育法」の授業に参加する高校生たち。テストの種類や作り方、内容の精査、点数の解釈などに ついて触れながら、外国語能力の測定と評価について考えていきます。
▲例:「教師へのとびら」プログラムイメージ

佐賀大学 継続・育成型高大連携カリキュラム「とびらプロジェクト」専用WEBサイトがオープン

この夏、佐賀大学 継続・育成型高大連携カリキュラム「とびらプロジェクト」専用WEBサイトが新しく公開されました。カリキュラムの紹介だけではなく、受講生の声なども掲載され、高校生の「参加したい」を応援します。

佐賀大学 継続・育成型高大連携カリキュラム「とびらプロジェクト」専用WEBサイトはコチラ→

関連リンク:佐賀大学教育学部 林裕子先生・竜田徹先生による『カラー図解よくわかる!教師を目指すための高大接続のしくみ』が発刊
https://sagadaipress.saga-u.ac.jp/archives/1054/

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