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【SpecialContentsVol.39】虫でつながる佐賀と人 佐賀大学主催「SAGAむし結び」

2023年9月に日本昆虫学会大会(第83回)が佐賀県で初めて開催されます。この学会開催に合わせて佐賀県内で昆虫をテーマとしたイベントで盛り上げることができないかと佐賀大学農学部の徳田誠先生が中心となり、多方面にお声がけしたところ、多くの施設に参画していただくことになりました。学生たちや、佐賀県内の文化施設などさまざまな協力のもと、虫でつながる佐賀と人 佐賀大学主催「SAGAむし結び」が、開幕します!

▲「SAGAむし結び」のポスター
ポスターデザインとロゴ制作は、佐賀大学芸術地域デザイン学部の学生が担当。
蝶が隠れているのがわかりますか?

「SAGAむし結び」が伝えたいもの

「SAGAむし結び」ではイベントへの参加を通して自然環境や県特有の昆虫等を知ってもらうとともに、佐賀大学の昆虫や自然に関する研究成果を紹介し、生物の多様性や自然保護への理解を深めるきっかけづくりを提供したいと考えています。また、佐賀県内の珍しい昆虫をきっかけに観光促進にもつなげればという思いがあります。

佐賀県内の文化施設へGO!

佐賀県内の文化施設で開催されるイベントから一部をご紹介!
佐賀県立九州陶磁文化館では7月21日からイベント「九陶の蝶々に隠されたなぞを解け!」が開催されています。古伊万里など貴重な陶磁器の中に昆虫が描かれたものが展示されています。さらにその焼き物についてのクイズも出題されますよ!

▲「SAGAむし結び」リーフレット。
デザインと制作は佐賀大学農学部卒業生。
コチラをクリックするとPDFで閲覧できます)

そして、東よかビジターセンターひがさすでは、「干潟の昆虫写真展」が8月31日から10月1日まで開催されます。また9月10日には「とんぼ凧を飛ばそう」と題して自然素材を使ったタコ作りが実施されます。ご家族で楽しめる体験イベントです。

▲東よかビジターセンターひがさすイベントチラシ
こちらをクリックするとPDFで閲覧できます)
▲「SAGAむし結び」ウェブサイト
https://saga-mushimusubi.com/
制作は佐賀大学農学部卒業生。

次は映画上映のご紹介。市民の皆さんから愛されているミニシアター「シアター・シエマ」で、映画「マッキー」(上映期間:9月15日~21日)が上映されます。インドで大ヒットしたアクションコメディ映画だそうです。絶対見逃せないですね。

© M/s. VARAHI CHARANA CHITRAM

次は佐賀を代表するお菓子マルボーロで有名な「鶴屋」さんから。(鶴屋本店は佐賀大学本庄キャンパスのご近所です)なんと、マルボールに「SAGAむし結び」のロゴマークが焼き印されたものが販売されます。期間中だけの虫結び限定版ですよ!

▲鶴屋さん「SAGAむし結び」限定マルボーロ

そしてこちらは有田焼で元気を合言葉に現代のライフスタイルに合わせて使いやすく空間に寄り添い環境を考えたものづくりが心情の窯元「ARITAYAKI・MUTSU」さんから。昆虫が書かれたぐい呑や豆皿が限定品として販売されます。また大人のお土産としても喜ばれそうな、「文香(ふみこう)」も販売。「文香」は、香り付けした、紙やしおりのことです。今回は佐賀県の手漉き和紙「名尾和紙」に昆虫があしらわれ、県木であるクスの香りを有田焼の磁器の陶片に染み込ませています。

▲窯元「ARITAYAKI・MUTSU」
昆虫をあしらったグイノミや豆皿・昆虫をあしらった「文香」

次はちょっと変わったところで佐賀ミステリーファンクラブのイベントをご紹介。ミステリー文学ファンの交流と親睦を深めミステリー文学の普及とファン層の開拓を目的として日々活動されている皆さんから、「SAGAむし結び」Webサイトにて、参加者のみなさんに挑戦状が!昆虫を題材とした暗号文が出題。うまく解読できるとデジタルスタンプラリーのマップでは表示されていない、シークレットサイトが示されたキーワードを手に入れることができるようになっています。

デジタルスタンプラリー

イベントに合わせて、佐賀大学ではデジタルスタンプラリーを企画しました。こちらは佐賀大学発ベンチャー「合同会社ロケモAI」が開発したデジタルスタンプラリーのシステムを今回のイベント用にアレンジ!担当は佐賀大学大学院理工学研究科の学生です。
このデジタルスタンプラリーを通して、参画いただいた佐賀県内の施設が虫をキーワードに一つに結ばれます。

デジタルスタンプラリーはスマホで気軽に参加することができます
施設を巡り会場にある二次元コードを読み込むことで、佐賀の昆虫画像や解説が表示されます。様々な施設を訪れてスマホで昆虫採集することで佐賀の昆虫に詳しくなるだけでなく昆虫をより身近なものとして親しみを持っていただくことがデジタルスタンプラリーのコンセプトとなっています!
デジタルスタンプラリーでは、景品企画もあります。一定数以上の昆虫スタンプを集めて応募すると、抽選でステキなグッズがプレゼント!一番の目玉は、今回のイベントに賛同いただいた東大名誉教授で医学者・解剖学者の養老孟司さんと、テルマエ・ロマエで有名な漫画家のヤマザキ マリさんの直筆サイン色紙が3名の方に当たります!ぜひご参加ください。(詳しくは「SAGAむし結び」ウェブサイトにて https://saga-mushimusubi.com/

景品の例
・佐賀大学グッズ(SAGAむし結びロゴ、カッチーくん[昆虫採集仕様]入り限定品)クリアボトル、トートバッグ、文房具セット(ボールペン、メモ帳、付箋)
・参画施設・協力施設のグッズやチケット、限定お菓子(鶴屋)など
・協賛企業ご提供の物品(馬場酒造、宮島醤油ほか)
・協力者・賛同者ご提供の物品(養老孟司氏、ヤマザキマリ氏のサイン入り色紙ほか)

全部は紹介しきれないほど盛りだくさんの「SAGAむし結び」。このイベントを通じて自然環境や佐賀県内の昆虫についての知識を多くの方に知っていただき、生き物たちの豊かな個性や生物の多様性、自然保護の理解を深めるきっかけとなれたらいいですね。

佐賀大学における「SAGAむし結び」関連イベント

公開シンポジウム:水生昆虫の減少と保全−トンボ類を中心として−
(日本昆虫学会第83回大会企画・佐賀自然史研究会30周年記念事業)

開催日時: 9月16日9:30〜12:00
開催場所:佐賀大学農学部
主催:日本昆虫学会自然保護委員会・佐賀自然史研究会
後援:佐賀市
オーガナイザー:林 成多(ホシザキグリーン財団・日本昆虫学会自然保護委員会)・辻田有紀(佐賀大学農学部・佐賀自然史研究会)
講演(予定)
1)○東川航(森林総研九州支所)・吉村真由美(森林総研関西支所)・前藤薫(神戸大学農学研究科):
  里山の赤とんぼはなぜ減少しているのか?―水田の環境変化から考える―
2)中原正登(佐賀自然史研究会):激減した佐賀県の赤トンボ ~それぞれの事情~
3)上赤博文(佐賀自然史研究会):佐賀市神野公園トンボ池の歴史と保全のための取り組みについて
4)○荒谷邦雄(九大・院・比文)・苅部治紀(神奈川県博)・北野 忠(東海大・教養)・富永 篤(琉大・教育)・
  冨坂峰人(日本工営):琉球列島における止水性昆虫類の危機的状況とその保全

展示:昆虫学者たちの物語(ストーリー)と佐賀大学の昆虫研究
(日本昆虫学会第83回大会開催記念・来てみんしゃい!佐賀大学へ)

開催期間: 8月18日~10月1日
開催場所:佐賀大学附属図書館
日本昆虫学会大会に参加する昆虫研究者の著書を紹介するとともに、近年佐賀大学からプレスリリースした昆虫関連の研究成果を紹介します。

展示:佐賀大学線虫・昆虫研究の軌跡
開催期間: 8月18日~9月29日
開催場所:佐賀大学産学交流プラザ
佐賀大学における線虫学・昆虫学研究のこれまでの歴史と現状、研究者として活躍している卒業生や主な研究成果を紹介します。

佐賀大学主催「SAGAむし結び」
・開催期間:2023年8月~9月
・主催:国立大学法人佐賀大学、共催:日本昆虫学会、後援:佐賀県
・協力施設等:別添資料を参照
・ロゴ・ポスターデザイン:芸術地域デザイン学部4年生
・パンフレットデザイン・ウェブサイト制作:農学部卒業生
・デジタルスタンプラリー・システム提供:合同会社ロケモAI(佐賀大学ベンチャー)
・SAGAむし結びウェブサイト:https://saga-mushimusubi.com/

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