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【Special Contents Vol.13】佐賀大学海洋エネルギー研究所って何をしているの?見学に行ってみよう!「オープンラボ2022」

佐賀大学には、共同利用・共同研究拠点として「佐賀大学 海洋エネルギー研究所」が設置されています。海洋エネルギーに関する研究教育及び科学技術を戦略的に推進する国際的な先導的中核研究拠点です。どなたでも参加できる「オープンラボ2022」(2022年7月23日)へのご参加もお待ちしております。

日本発の海洋エネルギー施設は世界からも注目!

「海洋エネルギー研究所」は、日本の共同利用・共同研究拠点として2010年度から運用を開始しました。海洋エネルギーには、「海洋温度差」「波力」「潮流」「洋上風力」の4つがあり、その全ての形式における研究開発を行っている数少ない施設として、世界からも注目を集めています。海から得られるエネルギーは無限大の可能性を秘めており、21世紀が抱える地球規模でのエネルギー問題と環境問題の解決に寄与することが目的です。

電気を半永久的に供給する画期的な海洋温度差発電

海洋エネルギーの中でも、特に注目を浴びているのが「海洋温度差発電」です。深海から汲み上げられる低温の海洋深層水と、太陽に照らされた表層水を使うことで発電を行い、24時間安定して電気を供給できる技術です。海洋エネルギー研究所には、国内をはじめ海外からも多くの研究者たちが訪れ、包括的な研究推進体制を強化してきました。インドやマレーシア、オランダなどの諸外国とも学術協定を締結し、国際的に連携しています。また、2014年には久米島サテライトも設置し、2013年度に沖縄県久米島の100kW級海洋温度差発電実証試験に協力しています。

▲海洋温度差発電実証プラント(左) 30kW海洋温度差発電装置(右)

海が持つパワーを次世代に引き継ぎ、さらに大きな夢の実現へ

海洋エネルギー研究所では世界トップレベルの効率を得た波力発電システムの開発や、潮流発電装置や浮体式風力発電装置の開発など、海からのエネルギーに関して研究開発が進められています。海洋エネルギーをより身近にしていくために、研究所では日夜研究を推進し、人材育成がなされています。

この夏、海洋エネルギー研究所に見学に行ってみよう!「オープンラボ2022」

佐賀大学海洋エネルギー研究所伊万里サテライトでは、2022年7月23日(土)にオープンラボ(施設見学会)を開催します。
対象はどなたでも。ちびっ子の夏休み見学にもぴったりですよ。

「オープンラボ2022」
開催日時:2022年7月23日(土) 10:00~15:00(対面・オンラインハイブリッド形式で実施予定)
会 場:海洋エネルギー研究所 伊万里サテライト
    〒849-4256佐賀県伊万里市山代町久原字平尾1-48
対 象:どなたでも参加ください
参加費:無 料
同時開催:第7回全国海エネ絵葉書コンテスト テーマ「私の海とエネルギーと夢」作品展示、優秀作品表彰
     公開講座「海洋エネルギーへの挑戦!」について、研究所の教員が講義します

「オープンラボ2022」の詳細については、下記のページをご覧ください。

参照元:海洋エネルギー研究所 2022オープンラボ
https://www.ioes.saga-u.ac.jp/jp/openlab/openlab-2022

参照元:佐賀大学広報室
佐賀大学海洋エネルギー研究所 2022オープンラボ開催について

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022053025061

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