佐賀大学肥前セラミック研究センターによる「古陶磁の科学的分析に関する研究報告会」を開催
2017年4月に設置された「佐賀大学肥前セラミック研究センター」は「プロダクトデザイン・アート研究部門」「セラミックサイエンス研究部門」「マネジメント研究部門」の3部門からなるセンターです。地元の肥前窯業界を中心に、公的機関、陶磁器及びセラミック関連企業や関係団体、他大学との連携により「やきものイノベーション」の創出を目指しており、これまで、セラミックの素材開発や新たなやきもの表現活動、セラミック市場調査等を行ってきました。
今回は、シンクロトロン光を用いた陶磁器の化学組成と産地推定法の研究、そして、ラマン分光法による陶磁器釉薬の分析について、陶磁器産業関係やの方々に研究報告を行いました。当日は、来場者の方々から多くのご質問をいただき、活発な意見交換を行うことができました。詳しくは下記をご覧ください。
古陶磁の科学的分析に関する研究報告会
~シンクロトロン光およびラマン光による有田周辺磁器の評価研究中間報告~
日 時:2022年7月26日(火)15:00~17:00
場 所:佐賀大学有田キャンパス
報告内容:1.「シンクロトロン光を用いた陶磁器の分析と産地推定」
佐賀大学名誉教授 田端正明
2.「陶磁器の新規非破壊分析法の開発」
佐賀大学理工学部教授 海野雅司
主 催: 佐賀大学 肥前セラミック研究センター
協 力: 有田町歴史民俗資料館、佐賀県立九州陶磁文化館
参照元:佐賀大学 肥前セラミック研究センター
「古陶磁の科学的分析に関する研究報告会 ~シンクロトロン光およびラマン光による有田周辺磁器の評価研究中間報告~」の開催について
http://www.hizen-cera.crc.saga-u.ac.jp/pdf/20220726.pdf