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佐賀大学先進健康科学研究科研究チーム。緑茶カテキンの新型コロナウイルス感染阻害メカニズムを解明!

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、ウイルスの表面にあるスパイクタンパク質がヒト細胞のACE2受容体に結合することで感染を開始します。佐賀大学先進健康科学研究科2年生 松本 芙葉と光武 進 教授らは、独自に構築した細胞ベースの疑似ウイルス感染アッセイを用い、14種類のカテキン誘導体がこの結合を阻害する効果を評価しました。その結果、エピガロカテキンガレート(EGCG)やガロカテキンガレート(GCG)など、化学構造の「B環」に3つの水酸基を持つ「ピロガロール型」のカテキンが、強い感染阻害効果を示すことを発見しました。さらに、シミュレーション解析により、ピロガロール型カテキンとスパイクタンパク質の493番目のグルタミンが水素結合を形成し、安定した複合体を作ることが強力な阻害効果の鍵であることを明らかにしました。
また、茶葉の加工過程等で生じる「非エピ型」カテキンが、より強力にウイルスに結合することも示唆されました。緑茶カテキンは新型コロナウイルスの感染予防に効果がある可能性が示唆されていましたが、この研究は、そのメカニズムの一端を解明した研究です。詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
緑茶カテキンの新型コロナウイルス感染阻害メカニズムを解明!
~「ピロガロール型」カテキンがウイルスのヒト細胞への侵入を強力にブロック~
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2026040940462