COVID-19

オンライン座談会

緊急事態宣言、外出自粛、オンライン授業と、学生にとっても大学にとっても初めての環境が続いた2020年。
中には「授業はどうなっているの?」「友だちってできるの?」そんな疑問を抱えた高校生も多かったのではないでしょうか。
そんな素朴な疑問を、佐賀大学の先輩たちに聞いてみました。

参加メンバーの皆さん

Q 前期および現在、授業はどんな状況ですか?

吉良さん 緊急事態宣言の時は実家に帰っていましたが、農学部は前期の後半には実習が始まったので、それを機に佐賀に戻ってきました。今は金曜日に週1で実習を行い、あとはオンライン授業です。実習と言ってもクラスを2つに分散させて行っているので、クラスのみんなに会えるわけではなく、淋しさはあります。正直に言うと、農学部の2年生はコマ数が多くて相当キツイと聞いて覚悟していたので、オンライン授業になったことで、少しラクになった感じです。

吉田さん 確かに!私も同じ農学部ですが、私たちのコースは実験もあるので、月・火曜日は実験、金曜日は実習です。福岡の実家から片道40分かけて通学しているので、オンライン授業になって自由な時間が増えました。時間にも気持ちにも、余裕が持てるようになりましたね。

峰松さん 最初はオンライン授業ばかりで全く大学に通えず、せっかく大学に入学しても「大学生感」がありませんでした。授業内容も1年生なので高校の復習だったりして…。高校生の時に思い描いていた大学生とあまりにも違っていて、戸惑いもありました。大学に入って楽しいキャンパスライフを送っていたはずなのに、「あれ?」って感じです。今はオンラインと対面の両方の授業があり、少しずつ大学にも通っています。

岩木さん 入学して一人暮らしを初めてすぐの自粛、そしてオンライン授業だったので、私も大学生という実感は持てませんでした。そうしているうちに教育実習が始まって、事前指導や事後指導で先生や同級生と会う機会が増えました。後期になって体育実技が始まったりして、対面授業も増え、友だちも増えました。SNSでつながることも多いですね。

吉岡さん 経済学部は他の学部と違って実習がないので、オンライン授業ばかりです。先生たちは授業にも工夫されていて、オンラインですがプレゼンの練習とかもしています。10月30日の授業ではオンラインでハロウィンをしました。ハロウィンメイクしたり、一発ギャグをしたりと、おもしろかったです。

峰松さん 変わった授業と言えば、授業の初めに必ず「カバグッズ」を紹介している先生がいます。授業との関連はありませんでしたが、相当カバが好きみたいです(笑) 出席確認が、個人的なクイズ形式になっていたりすることもあり、なかなかユニークでした。

吉田さん 私たちの出席確認の小テストでは「授業内容にあった川柳を作って出す」というのがありました。作るのは難しいですが、最終的には川柳の人気投票もあり、結構盛り上がりました。

吉良さん 作っているのを傍から見ている限りでは、すごく楽しそうでしたよ(笑)

Q サークル活動や友だち関係は、どうなっていますか?

吉良さん 私は学園祭実行委員会ですが活動ができず、話し合いなどはオンラインで行っていました。学園祭が中止になってしまったのは、とても残念です。勉強では、直接先生につまずいている部分を質問できなかったので、友だち同士で教えあったりもしました。また、勉強をサポートしてくれる4年生の先輩がいてくれて、すごく助かっています。質問がある時はメールをしてもいいことになっているんですが、中には遠慮して「送りきらん…」という子もいます。私はどんどん聞いていくタイプなので、遠慮なく質問しています(^^)v

吉田さん 農学部は2年生になってコースが分かれます。1年生で仲良くなった友だちと別々になり、そのまま自粛に入ったので、最初は新しい友だちはできませんでした。実習や実験が始まって、ようやく仲良くなれました。

峰松さん 私も学園祭実行委員会に入っています。高校の時から学園祭実行員会に入りたいと思っていたので、ツイッターのアカウントを探して自分から声をかけました。後期になって対面授業が増えましたが、ほとんど友だちができていないので、対面授業にはまだまだ出席しにくいです。今までクラスメイトの誰とも会っていない、話していない状況だったのに「さぁ、授業に出て」と言われても、ちょっと気がひけてしまって…。

吉良さん そういう学生も多いと思いますが、勇気を出して一回踏み出すことが大事だと思います。1回目に行かないと、次はもっと行きにくくなりますから。ダメならダメでいいので、チャンスを生かしてほしい!

吉田さん そうそう!「行ってみて、後悔はしない!」ですよ。

岩木さん 私も最初は友だちがいませんでしたが、対面授業で同級生や先生と直接会うことが増え、さらには10月から教育学部対象のバレーボール部に入ったので、徐々に先輩や友だちも増えました。先輩たちには授業の相談もできるし、頼りになります。今は「これが大学生活か!」と思えるような楽しい毎日です。

吉岡さん 私はソフトテニス部に所属しています。オンラインの部活動紹介を見て、実際に見学に行ってから入りました。今は週6で参加していて、友だちも先輩も増えました。授業はオンラインで受け、ソフトテニスのために大学に行っています。ちょっと不思議な感じですが、楽しいです!

Q これから進学を考えている受験生にアドバイスを

岩木さん 2021年度から大学入試は共通テストに変わり、英語ではリスニングの比重が多くなると聞きました。戸惑っている人もいるかもしれませんが、佐賀大学では1年でTOEICを受けるので、ポジティブに考えて受験の時からしっかりやっておくほうがいいと思います。実際に進学し、TOEICを受ける時になって、焦らずにすみますから。

吉良さん オンライン授業が増えて「友だちができるかどうか不安」といった声はあります。特に地元の学生じゃないと友人もいないと思います。でも、そういった理由で大学を決めないでほしいです。「佐賀大でこれがしたい」というのがあれば、たとえ友だちがいなくても「迷わず」進んでください。実際に行ってみたら友だちもできるし、自分の世界はきっと広がります!

吉田さん そうですね!まだ先が見えないので不安だと思いますが、実際に大学に通い始めると新しい発見もあります。キャンパスが広いとか、図書館が大きいとか。対面授業にも戻りつつあるので、入学した先のことは心配しなくて大丈夫。受験は1度きり!大学が楽しいことは私たちがちゃんと保証するので、今はしっかりと受験勉強をやりきり、入学してから大学を存分に楽しんでほしいですね。

吉岡さん 大学は、ラクしようと思えばラクができます。アルバイトもできるし、逆にしっかりと勉強したいと思えば、それも可能です。要は自分次第。大学に入学することがゴールではなく、「どう学び、どう生活していくのか」が大事だと思っています。

峰松さん 私はもともと、大学では数学を勉強しようと思っていましたが、オープンキャンパスで工学部の実験を見せてもらい、その面白さにひかれて工学部へと進路を変更しました。残念ながら、今はオープンキャンパスにも行けない状態ですが、こんな状況だからこそ余計に、〈自分が本当にしたい事〉〈やってみたい勉強〉を見つめ直してほしいです。ホームページやパンフレットなどをしっかり見て、じっくりと大学や学部を選んでほしいと思います。

関連記事:コロナ禍での大学生活
https://sagadaipress.saga-u.ac.jp/archives/798/

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