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【SpecialContentsVol.40】佐賀大学美術館 開館10周年

佐賀大学美術館は、2023年10月で10周年を迎えます。
この節目を機に「美術館の今後を考える10周年記念特別展」を企画。1部は[美術×博物館]の視点から、新しい美術館像を探る講演会(トークセッション)を6月から9月の期間に、8回実施しました。毎回多彩なゲストをお迎えし、好評をいただきました。
2部は[美術×科学]の視点から、芸術地域デザイン学部教員と他学部教員とのコラボ企画(展示セッション)を実施します。このコラボ企画は「響きあうアート ―美の拡がり、美術の拡がり―」と題し、新たな芸術創造の可能性を探るものです。展示に加え、トークイベント、シンポジウムなども開催されます。[美術×科学]の視点で芸術の未来を探ると同時に、総合大学である佐賀大学の魅力もお伝えできる企画です。ぜひみなさまに、ご来館いただければと思います。

「響きあうアート ―美の拡がり、美術の拡がり―」
期間:2023年9月9日~10月22日
時間:10:00~17:00(入館は16時30分まで)
場所:佐賀大学美術館
休館日:月曜日 ※祝日の場合翌火曜日休館

詳しくはこちらをご覧ください。
佐賀大学美術館10周年記念特別WEBページ→

https://museum.saga-u.ac.jp/10th/

佐賀大学の教育、研究成果の発表の場、地域の皆様との交流の場として

佐賀大学美術館は、2013年10月1日に「旧佐賀大学」と「佐賀医科大学」統合10周年の記念事業として開館しました。国立大学美術館としては東京芸術大学に次いで、2例目となります。その背景として佐賀大学では1953年開設の特設美術科(美術・工芸)以降の伝統があり、その蓄積をふまえ2016年4月には「芸術地域デザイン学部」が開設され、地域の文化芸術資源を活用した地方創生事業を担う人材育成に取り組んでいるという経緯があります。
佐賀大学美術館は、本学の教育・研究の発表の場として、また、地域・社会貢献事業の一拠点としても活用されています。美術館では、美術・工芸作品を展示・収集・保管しながら、教育の実践の場として活用し、さらに地域の人々にも気軽に観覧していただけるように造られています。大学主催の企画展示のほか、市民や学生の企画展示も行っています。美術館の天井高5メートルの明るく開放的なガラス張りの建築デザインは、まさに佐賀大学が目指す「開かれた美術館」「大学と地域を結ぶ美術館」を象徴しています。

▲ギャラリー1・2、プロムナード、展覧会の風景(写真左より)
▲コロナ禍では「#LightBlue」で医療従事者を応援するためのライトアップを、
芸術地域デザイン学部 荒木博申先生が企画

佐賀大学美術館は、地域に開かれた大学のシンボルであり、大学の魅力を発信する「知の拠点」となることを今後も目標としています。今後も、その役割を果たすべく、教育と研究に邁進し、総合大学における地域に開かれた美術館としての新たなビジョンを築いてゆきたいと思います。

佐賀大学美術館
The Saga University Art Museum
住所:〒840-8502佐賀市本庄町1番地

TEL:0952-28-8333
FAX:0952-28-8215
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日、展示替え等)
  夏季休業:8/13~8/15
  冬期休業:年末年始
入館料:無料
https://museum.saga-u.ac.jp/

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