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【SpecialContentsVol.29】佐大の就活/素顔の「自分」に気が付けば、自分らしい選考にきっと出会える
経済学部経済学科4年生 湯川絢菜さん。
3年生の春には合同説明会への参加を始めたという湯川絢菜さん。
「心配性な性格と、先に社会で働いている商業高校の同級生たちに影響を受けました」。
まずは興味を持った30社へエントリーシートを提出。競争の激しい早期選考の企業にも挑戦しました。その面接では、厳しい質問も。
「例えば、大学で頑張った活動について話すと、それ本当に意味があったの?と。ストレス耐性を見られたのかも知れません。」
さまざまな企業と出会いながら気づいたことがあったと言います。
就活中の学生は周囲にも刺激され”強気モード”になりがちです。それが難なく続けられるならいいけれど「私は体力も強くないし、持たないと思いました」。
姉夫婦に相談すると”企業もいろんなタイプを求めているし、就職活動に正解はない。自分に合う選考がある”と。「姉と義兄は同じ会社なのですが実際タイプは正反対(笑)。強気モードがスッと解けて冷静になり、自分のままでいいと思えました。この気づきがとても良かったと言います。
実は最初の第一志望は美容室専売のヘアケア用品メーカーでした。しかし美容室の閉店後など遅くまで働く日もあることを知り体力に不安が。そんな中で出会ったのが内定先の企業です。「社員の勤続年数が長く穏やかな雰囲気で、自分に合うと思いました。何より面接官の方が温かくて、笑顔にできる皺が本当にずっと笑っていてできたのだろうと。一緒に働きたいと感じました」。