佐賀大学医学部附属病院 日本病院総合診療医学会主導の原因不明の腹痛に関する研究成果を報告
佐賀大学医学部附属病院総合診療部 多胡雅毅准教授が「原因不明の腹痛と急性肝性ポルフィリン症の診断に関する後方視的研究~中間報告~」について、第27回日本病院総合診療医学会学術総会で成果発表を行いました。この研究は日本病院総合診療医学会が主導し、多胡准教授が研究共同代表を務める多施設共同研究で、佐賀大学の他に、Alnylam Japan株式会社、東邦大学、JA尾道総合病院、順天堂大学、獨協医科大学、福岡大学が研究協力施設となっています。
中間報告では、組み入れられた腹痛症例944例のうち、220例 (23.3%)が診断不明であり、それらの特徴について検討を行っています。また診断不明の腹痛の全例に、希少疾患であり診断が困難な急性肝性ポルフィリン症 (AHP)の診断基準に含まれる臨床所見のいずれかを認めたものの、AHPを診断するための尿中アミノレブリン酸 (ALA)や尿中ポルフォビリノーゲン (PBG)の測定は行われていなかったことが明らかになりました。
詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
佐賀大学医学部附属病院 総合診療部から 日本病院総合診療医学会主導の原因不明の腹痛に関する研究成果を報告
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2023090730645