先生の活動

バイオ3Dプリンターで新たな動脈硬化症研究モデル開発

佐賀大学医学部附属再生医学研究センターの中山功一教授、医学系研究科博士課程の永石友公子らの研究グループは、ヒトの細胞のみから作られた、新しい動脈硬化症研究モデルを開発しました。この研究結果は、2023年6月20日に「Biofabrication」で公開されました。研究グループでは、独自に開発したKezan method方式のバイオ3Dプリンターを用いた細胞凝集塊の積層技術により、細胞のみから構成される様々な器官や構造体の開発に取り組んできました。これらの研究成果をもとに、この研究ではヒトの動脈を構成する細胞から血管状の構造体を作製しました。これが新たな動脈硬化症研究モデルとなる可能性を示し、今後の動脈硬化症の治療法開発や、動脈硬化症発症のメカニズム解明の一助となることが期待されます。詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
バイオ3Dプリンターを使って新たな動脈硬化症研究モデルを開発しました

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2023070330158

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