先生の活動

「泥の電池」を使ってクリーク泥のみで小型センサデバイスを1年以上の連続駆動

佐賀大学理工学部化学部門 冨永昌人先生(研究代表者)と、ニシム電子工業株式会社(代表取締役社長:山科秀之)との共同研究「泥の電池」についての成果公表です。
クリークの泥のみで、「泥の電池」が1年以上にわたって送信機付きのセンサデバイスを連続駆動しました。「泥の電池」は棒状形状で設置が容易です。泥中に差し込むだけです。佐賀大学近辺のクリークから採取した泥を入れた容器(植木鉢程度)に設置した「泥の電池」(長さ20 cm、直径3 cmの棒状型)により、送信機付きのセンサデバイスを1年以上の長期間に亘って連続駆動することに成功しました。センサデバイスには温度・湿度センサが備えられています。「泥の電池」は泥に含まれる有機物を栄養素として発電しますが、途中での栄養素等の追加は全く行っていません。本実験は28℃恒温室で行いましたが、冬季の屋外でも駆動することが確認できています。
詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
「泥の電池」を使ってクリーク泥のみで小型センサデバイスを1年以上の連続駆動

https://www.saga-u.ac.jp/koho/education/2023042429615

関連リンク:テレビ番組「あしたワクワク 未来予報」で、佐賀大学理工学部 冨永昌人先生が紹介されました!
https://sagadaipress.saga-u.ac.jp/archives/4199/

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