佐賀大学肥前セラミック研究センター「陶磁器アイデアコンテスト」審査会を開催
2017年4月に設置された「肥前セラミック研究センター」は「プロダクトデザイン・アート研究部門」「セラミックサイエンス研究部門」「マネジメント研究部門」の3部門からなるセンターです。地元の肥前窯業界を中心に、陶磁器及びセラミックに関連する公的機関、企業、関係団体、他大学との連携により「やきものイノベーション」の創出を目指しており、これまで、セラミックの素材開発や新たなやきもの表現活動、セラミック市場調査等を行ってきました。
今年度は第2回となる肥前セラミック研究センター主催の「陶磁器アイデアコンテスト」(募集期間:令和4年12月1日~23日、募集テーマ:「生活を豊かにする陶磁器・セラミックス」、後援:有田町、佐賀県陶磁器工業協同組合、肥前陶磁器商工協同組合)を実施し、令和5年1月22日(日)に 応募総数66件から一次選考で選ばれた10件について最終審査及び表彰を行いました。
審査の結果は以下のとおりです。
◎最優秀賞
「セラミックコーヒーフィルタ」 (チーム代表:理工学部 喜多一輝)
◎有田町長賞
「多孔質セラミックを利用したダクト」 (チーム代表:農学部 中島英理)
◎佐賀県陶磁器工業協同組合賞
「風鈴ハンガー」 (チーム代表:経済学部 鴨田紘成)
◎肥前陶磁器商工協同組合賞
「色の変化するセラミックのタイル」 (チーム代表:理工学部 矢野歩睦)
◎審査員特別賞
「飲み物の温度を変えられるコースター」 (チーム代表:芸術地域デザイン学部 碇石遥)
◎優秀賞
「湿度を長時間一定に保つ飼育箱」 (チーム代表:理工学部 小島麟太郎)
「温度が分かる置物」 (チーム代表:農学部 大坪香穂)
「陶磁器×蛍光素材を使用したアクセサリー」 (チーム代表:理工学部 森公輝)
「化粧タイルのデザインを活かした商品」 (チーム代表:理工学部 松本沙弥)
「液体調味料用計量器」 (チーム代表:経済学部 光安真秀)
審査に御協力をいただきました、有田町長 松尾佳昭様、佐賀県陶磁器工業協同組合 理事長 田中亮太様、肥前陶磁器商工協同組合 理事長 百田憲由様をはじめ、開催に御協力をいただきました多くの皆さまに感謝申し上げます。