鹿児島大学大学院連合農学研究科(佐賀大学所属)の学生「第61回電子スピンサイエンス学会年会」にて「SEST優秀ポスター賞」を受賞
▲佐賀大学農学部生命機能科学コース堀谷正樹准教授と、受賞した学生
鹿児島大学大学院連合農学研究科(佐賀大学所属)の学生が、「第61回電子スピンサイエンス学会年会」において「SEST優秀ポスター」を受賞しました!
受賞した研究の題目は「スピンラベル-ESR法を利用した酵素の構造柔軟性の実測」です。低温適応酵素は通常の酵素と比べると低温でも活性を失わず、全体的に高活性である一方、熱安定性が低い特徴があると考えられてきました。ところが、最近になり熱安定性の高い低温適応酵素の報告が相継いでいることから、これまでの学説では低温適応機構を説明することが出来ないことが指摘されていました。今回の研究グループは熱安定性の高い低温適応酵素について、部位特異的に構造柔軟性の温度変化を電子スピン共鳴(ESR)法により実測することに成功し、酵素の構造柔軟性と活性-熱安定性に関する新たな知見を得ました。受賞おめでとうございます!
詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
鹿児島大学大学院連合農学研究科(佐賀大学所属)の学生が第61回電子スピンサイエンス学会年会においてSEST優秀ポスター賞を受賞
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022121228529