佐賀大学など4大学 国内ビッグデータ解析から研究報告「がん患者さんは、高血圧にも要注意!」
東京大学、佐賀大学、香川大学、滋賀医科大学の4大学による研究グループが、日本人の疫学ビッグデータを解析し、がん患者においても日本の高血圧診断基準よりも低い軽度高血圧の段階から心不全発症のリスクが上昇することを明らかにしました。
今回の研究は、がん患者さんにおいて、血圧上昇が心不全などの心血管イベント発症リスクと関連することを報告した世界初の大規模疫学研究です。高血圧が、がん患者の予後にどの程度影響を及ぼすのか不明でしたが、この研究によって、がんがある患者においても、適切な血圧コントロールが重要であることが示唆されました。
詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
がん患者さんは、高血圧にも要注意! ―国内ビッグデータ解析からの最新知見―
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022090927327