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佐賀大学農学部が共同研究にて「イリドイドの新しい代謝経路を発見」

佐賀大学農学部・佐賀県衛生薬業センター・長崎大学薬学部との共同研究にて、「イリドイドの新しい代謝経路を発見」した研究成果を公表しました。
オリーブの機能性成分として有名なoleuropeinは、イリドイド骨格が開裂したセコイリドイド骨格を有するポリフェノールです。今回、オリーブ果実から、セコイリドイド 骨格がさらに開裂した構造のolerikasideの単離、構造解析に成功しました。開裂型セコイリドイド配糖体が天然から確認、単離されたのは初めてであり、イリドイド生合成の新しい代謝経路を実証するものです。
今後の展開として、Olerikasideを新たな指標成分に加えることで、イリドイドの生合成研究が促進されます。オリーブなどのoleuropeinを含む植物から、食品や化粧品素材として期待される新しい生理活性成分の発見につながります。
詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
イリドイドの新しい代謝経路を発見

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022040724365

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