佐賀大学経済学部 内山真由美先生 共著書『日本の医療を切りひらく医事法 歴史から「あるべき医療」を考える』が刊行
佐賀大学経済学部 内山真由美先生 共著書『日本の医療を切りひらく医事法 歴史から「あるべき医療」を考える』が刊行されました。
本書は、医事法の果たすべき役割を医療基本法として明らかにし、患者の権利と医療従事者の権利をともに保障することが、日本の医療が抱えるさまざまな問題の解決策であると論じています。さまざまな角度からこの論点について研究者たちが、医事法の新たな枠組みを提示するものです。
内山先生は「Part I Chapter 5 精神科医療」と「Part II Chapter 2 公衆衛生と社会防衛」を担当しています。前者では、精神科病院における身体拘束の違法性を判断した裁判例を取り上げて検討し、精神科医療を検証する制度の必要性について示しています。また、後者では、衛生行政のうち感染症と精神保健の歴史を振り返り、公衆衛生に人権の保障を浸透させることが課題であると述べています。
詳しくは下記をご覧ください。
日本の医療を切りひらく医事法
歴史から「あるべき医療」を考える
出版社:現代人文社
出版年月日:2022/02/28
ISBN:9784877988005
定価 本体2,700円+税
参照元:佐賀大学広報室
経済学部 内山真由美准教授の共著書『日本の医療を切りひらく医事法 歴史から「あるべき医療」を考える』が刊行
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022033124265