佐賀大学医学部研究成果公表「心房細動における心房筋変性の解明」
佐賀大学医学部(代表者:山口尊則先生・分担者や協力者:野出孝一先生 他)は「心房細動における心房筋変性の解明」の研究成果を公表しました。
心房細動の発生基盤である心房筋が進行性に変性することについて、最新の3Dマッピングテクノロジーを用いた研究により、心房変性の過程は心房全体に均一に生じていることを証明。また、独自の手法により心房の特定の部位から安全に生検を行う「心房生検」という手法を開発しました。そしてこの心房生検によって得られた標本を用いて、心房筋変性を組織学的に解析することが可能となりました。この2つの研究成果は、特定の部位からの心房生検により心房全体の変性を組織学的に評価できることを意味しており、心房細動に伴う心房変性の機序の解明が期待できます。
詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
心房細動における心房筋変性の解明
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022032824214