佐賀大学肥前セラミック研究センター「陶磁器アイデアコンテスト」審査会を開催
2017年4月に設置された「肥前セラミック研究センター」は「プロダクトデザイン・アート研究部門」「セラミックサイエンス研究部門」「マネジメント研究部門」の3部門からなるセンターです。地元の肥前窯業界を中心に、陶磁器及びセラミックに関連する公的機関、企業、関係団体、他大学との連携により「やきものイノベーション」の創出を目指しており、これまで、セラミックの素材開発や新たなやきもの表現活動、セラミック市場調査等を行ってきました。
今年度は初めて肥前セラミック研究センターが主催する「陶磁器アイデアコンテスト」(募集期間:令和3年12月1日~24日、募集テーマ:「陶磁器でSDGsに貢献する」「コロナ禍で佐賀に帰って来られない方へ ~佐賀を感じる陶磁器~」、後援:有田町、佐賀県陶磁器工業協同組合、肥前陶磁器商工協同組合)を実施し、令和4年1月22日(土)に 応募総数93件から一次選考で選ばれた10件について最終審査及び表彰を行いました。
審査の結果は以下のとおりです。受賞されたみなさん、おめでとうございます!
◎最優秀賞・学生賞
「色が変わるボトル乾燥スティック」(チーム代表:理工学部 本多海音)
◎有田町長賞
「マグネットを利用した幼児用陶磁器」(チーム代表:農学部 三坂優依)
◎佐賀県陶磁器工業協同組合賞
「多孔質セラミックを用いた土壌保水剤」(チーム代表:農学部 田中美里)
◎肥前陶磁器商工協同組合賞
「四季で感じる佐賀 ~帰らずともそこに佐賀が広がる~」(チーム代表:芸術地域デザイン学部 藤野菜乃子)
◎優秀賞
「直火で使える耐熱陶器製お弁当箱」(チーム代表:理工学部 矢野綾女)
「美味しく温めるおにぎりケース」(チーム代表:理工学部 堤塁)
「身に着けられるアロマストーン」(チーム代表:芸術地域デザイン学部 亀田真夢)
「指先から佐賀を感じる 有田焼ネイル」(チーム代表:芸術地域デザイン学部 鶴莉緒音)
「ティッシュケースSAGA 」(チーム代表:芸術地域デザイン学部 甲斐田菜月)
「保冷も保温もできるお皿」(チーム代表:芸術地域デザイン学部 陶山遼)
審査に御協力をいただきました、有田町長 松尾佳昭様、佐賀県陶磁器工業協同組合 理事長原田元様、肥前陶磁器商工協同組合 理事長 百田憲由様をはじめ、開催に御協力をいただきました多くの皆さまに感謝申し上げます。
作品を応募してくださったみなさん、ありがとうございました!
関連リンク:佐賀大学広報室
佐賀大学肥前セラミック研究センター 「陶磁器アイデアコンテスト」審査会・表彰式の実施
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022011923539