佐賀大学医学部研究チームが研究成果発表「成人外傷患者のせん妄予測スコアリングモデルを構築」
佐賀大学医学部研究チームが「成人外傷患者のせん妄予測スコアリングモデルを構築」と題した研究成果を発表しました。
せん妄とは、意識混濁・幻覚・錯覚・混乱などをきたす病態であり、特に集中治療室で治療中の患者や高齢者に多く発症します。これまでの研究では、内科疾患や手術を受ける患者に対するせん妄発症予測モデルが開発されてきました。しかし、外傷患者を対象としたせん妄研究は少なかく、また外傷はあらゆる年齢層に突然起こり、誰しも経験する可能性があります。そこで今回、外傷患者におけるせん妄予測モデルを開発ました。このモデルを使用することで、入院の時点(受傷時点)で、救命センター入院中のせん妄発症を予測することが可能となるものです。
詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
成人外傷患者のせん妄予測スコアリングモデルを構築
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2022012523576