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さまざまな色の海苔のビタミン定量法開発「ビタミンがノリの高付加価値化」へ

佐賀大学農学部 准教授 木村 圭先生(研究代表者)によるノリの研究成果が公表されました。佐賀県が誇る有明海は、海苔の一大産地です。海苔の品質評価には、色調が重要視され、淡い色調のノリは色落ちノリと呼ばれています。一方、海苔にはビタミンが豊富に含まれるとされてきましたが、どのような色のノリにどれだけのビタミンが含まれているかはわかっていません。そこで、有明海全域から摘採された様々な色調の乾海苔に含まれるビタミンB12とビタミンCの定量法を開発しました。ビタミンB12の含有量は、ノリの色が濃いほど多い一方、ビタミンC含有量はノリの色によらず、一定して高い数値となりました。有明海ノリのビタミン含有量は、ビタミンB12とビタミンCで色との関連は異なりましたが、色落ちノリも他の食物に比べて非常にビタミンが多いことも実証し、ビタミンがノリの高付加価値化につながるような研究となりました。
詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
さまざまな色の海苔のビタミン量を定量 ノリの高付加価値へ

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024112235578

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