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東北大学、佐賀大学、筑波大学研究グループ 世界初、安定な1価酸素イオンを含む結晶を発見 環境・エネルギー分野に期待されるp軌道強磁性を初観測

東北大学、佐賀大学、筑波大学研究グループでは、世界で初めて、固体結晶中の酸素イオンがマイナス1価(O−)の状態で安定して存在することを発見しました。新たに発見した結晶材料Sr2AlO4は、酸素の最外殻にある2p軌道で強磁性が発現し、900K(627℃)の高温環境下でもその磁性が維持されることが確認できました。
この成果は、新たな発光材料や触媒材料、エネルギー関連材料の機能革新にとどまらず、他の未知の機能や物性の創出にもつながり、今後の新物質設計に大きく貢献するものです。また、研究成果は2024年11月8日(日本時間)に、国際科学誌Advanced Scienceに掲載されました。
詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
世界初、安定な1価酸素イオンを含む結晶を発見 環境・エネルギー分野に期待されるp軌道強磁性を初観測

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024112035154

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