佐賀大学農学部 研究で、養殖ノリの色が板海苔の色にも反映されることを明らかに
佐賀県が誇る有明海は、海苔の一大産地です。海苔の品質評価には、黒い色調が重要視されています。一方、海苔の製品化には、生ノリを板状の海苔へと加工が必要ですが、実際の養殖ノリがどの程度、製品海苔の色に反映されるかわかっていませんでした。有明海全域から採取したノリを漉いて、板海苔を作成し、生ノリと板海苔の色素量を調べたところ、加工時の光・熱により、黒味の強い生ノリ試料では色素が少なくなりますが、養殖ノリの色が板海苔の色にも反映されることを明らかにしました。有明海の養殖ノリと板海苔の色を決める色素量を初めて定量した初めての研究となりました。
詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
海苔の色を左右する色素量を有明海全域のノリで定量
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024090634426