国立研究開発法人日本医療研究開発機構「橋渡し研究プログラム令和6年度公募・PreF」採択 ―粘膜再生に最適化した生体吸収性組織再生デバイスの開発―
国立研究開発法人日本医療研究開発機構が公募していた「橋渡し研究プログラム令和6年度公募・PreF」に、香川大学 医学部耳鼻咽喉科学 宮下 武憲 准教授が佐賀大学医学部 青木 茂久 教授と共同で、橋渡し研究支援機関 北海道大学を通じて応募した研究開発課題「粘膜再生に最適化した生体吸収性組織再生デバイスの開発」が採択されました。香川大学医学部 耳鼻咽喉科学 宮下 武憲 准教授と星川 広史 教授は佐賀大学との共同研究を進め、耳の手術で使用できる生体吸収性組織再生デバイスを開発することで、中耳疾患に対する新しい治療法を確立しました。治療は耳手術後の癒着や炎症を抑制し、組織の再生を促進することで術後の聴力悪化を防ぐため、従来法と比較して、非常に高い治療効果が期待されます。本プログラム終了後には非臨床試験、その後に、医師主導型の臨床試験を実施する計画であり、一日も早く患者さんに安全で有効な治療デバイスを届けることができるよう、チーム一丸となって開発を進めてまいります。詳しくは下記をご覧ください。
参照元:佐賀大学広報室
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED) 「橋渡し研究プログラム令和6年度公募・PreF」の採択について ― 粘膜再生に最適化した生体吸収性組織再生デバイスの開発 ―
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024050833512