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佐賀大学地域学歴史文化研究センター 史料集「文化文政期の佐賀藩財政(一)」刊行

佐賀大学地域学歴史文化研究センターより、史料集「文化文政期の佐賀藩財政(一)」刊行のお知らせです。
藩政改革が進められたといわれる佐賀藩10代藩主鍋島直正の時代に対し、直正の父である9代藩主斉直の時代は財政難に苦しみ、多額の借金を直正の代に遺してしまったとされています。しかし斉直の治世について、一次史料を用いた研究は必ずしも十分ではありません。この史料集では、斉直期の佐賀藩財政の実態を明らかにするため、公益財団法人鍋島報效会所蔵「御意請」から、財政関係記事を抄録しています。たとえば米価の低迷や、直正と将軍家斉の娘・盛姫との婚儀にかかる費用など、当時の佐賀藩財政を苦しめた要因を知ることができる史料です。ご希望の方は下記、佐賀大学地域学歴史文化研究センターページをご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
史料集『文化文政期の佐賀藩財政(一)』を刊行しました

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024032833205

参照元:佐賀大学地域学歴史文化研究センター
http://www.chiikigaku.saga-u.ac.jp/

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