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植物型α1,3/α1,4-フコース転移酵素が持つユニークなI型二糖構造認識機序を明らかに

佐賀大学と九州大学の研究チームが、植物型α1,3/α1,4-フコース転移酵素が持つユニークなI型二糖構造認識機序を明らかにしました。この研究成果は、2024年2月20日に国際学術誌「Glycobiology」オンライン版に掲載されました。
佐賀大学の岡田貴裕助教、九州大学の角田佳充教授らの研究グループは、マンゴー由来α1,3/α1,4-フコース転移酵素のX線結晶構造解析を実施し、糖鎖基質の選択性に寄与する構造的要因を検討しました。これにより、本酵素の糖鎖結合ポケットの構造がI型二糖構造との相互作用に最適化されており、II型二糖構造が結合できない形状になっていることが明らかとなりました。さらに、ヒト由来オルソログや細菌由来オルソログとの比較から、植物型α1,3/α1,4-フコース転移酵素が独自の進化を遂げ、Lewis A三糖構造の生合成に特化した厳密な糖鎖認識機序を獲得してきたことを裏付ける知見を得ました。α1,3/α1,4-フコース転移酵素のI型糖鎖認識機序に関する初の報告であり、また植物オルソログの立体構造を解明した初の成果でもあります。詳しくは下記をご覧ください。

参照元:佐賀大学広報室
植物型α1,3/α1,4-フコース転移酵素が持つユニークなI型二糖構造認識機序を明らかにしました

https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024030432798

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